世界遺産の知床クルーズで見れる?イルカやクジラ、ヒグマも見れるスポットを紹介!

知床半島はウトロ側と羅臼側でそれぞれ魅力がある 知床の観光船

北海道の東部に突き出た形をした知床半島は、世界遺産に登録されています。そこには雄大な自然が多くあり、フレペの滝、カムイワッカ湯の滝、知床五湖、羅臼湖、プユニ岬、知床岬、羅臼岳、知床硫黄山など、数多くの場所が世界遺産地域となっています。

そんな魅力あふれる知床半島は、陸上での観光はもちろん、海上から眺める風景もまた格別です。ここでは、知床を海上から味わうクルーズの魅力や楽しみ方についてご紹介します。

知床半島クルーズエリアを紹介

知床半島には、人の手が入り込んでいない地域が多くあります。その中には、生態系を守ることを目的とした場所も多く存在します。人が入れない区域が島の半分以上あるため、知床半島を思う存分堪能するためには、陸上だけでなく、クルージングで海上からの景色も眺めたいものです。

知床半島では、大きく分けてウトロ漁港発着と羅臼漁港発着の船があります。また、さまざまな観光船が運行しています。以下でウトロ側と羅臼側のそれぞれの魅力をご紹介しましょう。

ウトロ側の見どころは断崖絶壁や滝など偉大な自然!

ウトロ側でのクルーズで一番長いのは、ウトロ漁港から知床岬までの往復約3時間のコース。知床岬に繋がっている道路は無いため、一般観光客が陸上から岬に行くことは困難です。そのため、知床半島の先端である岬を堪能するためには、クルージングが欠かせません。

船上からは、自然の偉大さを感じられる断崖絶壁や奇岩、知床連山や滝などを眺めることができます。天気の良い日は、国後島を望めることもあります。
ほかのコースには、ワッカの滝を眺めるコースやヒグマを見ることができるコースなどがあります。

ウトロ側のクルーズは流氷の影響を受けやすく、運航の季節が限定されていることには注意が必要です。だいたい4月下旬から11月上旬までの運航となります。

羅臼側の見どころは季節ごとに現れる野生動物!

ウトロ側と違い、流氷の影響が少ない羅臼側。こちらは、ほぼ1年を通してクルーズを堪能することができます。
羅臼側の見どころは、季節によって見られる野生動物が違うこと。夏は、マッコウクジラやミンククジラなど、冬はオジロワシやアザラシ、トドなどと遭遇できる確率が高くなります。

また、流氷が来る時期にも運航があり、流氷ウォッチングができるコースもあります。冬の知床半島を満喫したいなら、羅臼側からのクルーズがおすすめです。

知床クルーズで出会える野生動物とその時期

豊かな生態系を守り続けている知床半島で出会える野生動物をご紹介します。季節によって、出会える動物は違います。どの動物も野生で見ることは珍しく、出会ったときの感動は、思い出深いものになるでしょう。

動物1:4月上旬〜9月上旬頃に会える「ヒグマ」

4月上旬から9月上旬頃までの間に出会えるヒグマ。ウトロ側・羅臼側どちらのクルーズでも見ることができます。出会える確率も高く、中には97%ほどの確立で出会える観光船も。陸上で野生のヒグマを観察するのは怖いものですが、海上からの観察なら安全に楽しめます。

動物2:5月〜7月頃に特によく見られる「シャチ」

海のギャングという愛称でおなじみのシャチにも出会えます。シャチは好奇心旺盛で船のすぐ近くまで寄ってきてくれることがあるため、間近で野生のシャチを見られるかもしれません。
1月から7月頃まで見られますが、確率が高いのは5月から7月頃です。同じ時期に、イシイルカに会うこともできるかもしれません。イルカもシャチと同じように近くまで寄ってきてくれます。

動物3:1月〜4月中旬頃に見られる「オジロワシ」

国の天然記念物、かつ絶滅危惧種に指定されているオジロワシ。渡り鳥ですが、北海道では1年を通して留まっているオジロワシもいるようです。見られる時期は、1月から4月中旬頃まで。同じ時期にオオワシも見ることができます。どちらの鳥も、似ているので見分けることが難しいかもしれません。分からない時は、ガイドなどに確認すると良いでしょう。

動物4:7月〜9月頃がチャンス!「マッコウクジラ」

歯のある動物の中で、最大級を誇るマッコウクジラ。大きな体のマッコウクジラが、深く潜る直前の尾びれを高く上げる姿は、迫力満点です。全世界の多くの海に生息していますが、特定の地域で継続的に観察できる場所は少ないといいます。羅臼沖は、その数少ないポイントの1つ。高い確率で出会えるチャンスは7月から9月頃です。

動物5:11月下旬〜2月中旬頃に会える「トド」

11月下旬から2月中旬頃に見ることができるトドは、知床半島ではポピュラーな野生動物です。クルーズでは、野生のトドが数十頭と集まっている場所を観察することができます。トドの息が聞こえるくらい近くまで接近してくれるツアーもあり、必見です。

知床クルーズを楽しむための3ステップ

知床クルーズを楽しむための3ステップ

ここでは、ベストシーズンや服装など、知床クルーズを楽しむための3つのポイントをご紹介します。

1. ベストシーズンを知る

知床半島では、その季節ごとに見られる景色や野生動物が異なります。夏から秋にかけての時期が気候的には適していますが、流氷を見に行くなら2月から3月がベストでしょう。また、出会いたい野生動物がいるなら、出会える確率の高い時期に行くのがおすすめです。

2. 知床クルーズの料金を知る

クルーズ料金には、ツアー料金が含まれています。観光船によって実施しているツアーや金額は異なりますが、ヒグマウォッチングコースは10,000円~、流氷ウォッチングコースは4,000円~、ウトロ漁港から知床岬コースは6,500円~となっています。

3. クルーズの時の服装を知る

陸上で暖かいと感じても、海上では風が強く寒いと感じやすくなります。春や秋は特に冷え込むことを考えて、ジャンパーやダウンなどの防寒着はもちろん、なるべく厚着をしていきましょう。また、夏でも羽織るものを用意しておくと良いでしょう。流氷ウォッチングでは、マフラーやマスクなど顔を覆うことができるものやカイロもあると重宝します。

まとめ

自然にあふれた知床半島は、どの季節に足を運んでも楽しませてくれます。まずは、何を見たいのかを明確にして、計画を立てるようにしましょう。
海上の状況によっては船の運行ができない場合もありますので、当日出航できるのか事業者に確認することも大切です。しっかりと計画を立てて、知床半島を思う存分満喫しましょう。

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